予定通りの二週間  [日記]

 平成から令和へ。
計画通りの二週間を終えて我が家に帰りました。
子供世代と行動を共にしたら、さすがに疲労困憊。
 今日はごろ寝を決め込んでいます。
 平成最後の日は娘と銀座の空気を胸いっぱい吸い込んで深呼吸。いい時代でしたと。

 令和の幕開けは皇居前広場をゆっくり歩いて二重橋まで。新天皇、皇后さまに最敬礼。
 午後からは、一別以来の親友に逢いに娘さんの案内でお墓参りに行きました。
お花をあげてお線香をたいて手を合わせると涙が溢れました。
美しくて賢くて元気な、私の自慢の彼女がすっきりとした立ち姿で目の前にいました。

 子供たちとの温泉行は甲府湯村温泉。新宿からスーパーあずさ号で二時間の快適な旅。
六十余年前、夫が出張で行って「とてもよかった新婚旅行ならよかったのに」と絵葉書をくれた
のを思い出して昇仙峡へも足を延ばしました。
甲府駅からタクシーで滝上まで、目も染まりそうな若葉の緑と青い空、奇岩清流ゆっくりと
四十分あまり歩きました。若い者に負けじと頑張りました。
 帰りもタクシーで。宿は白壁造りのちょっと風情のあるところ。
温泉も料理もよかった。親子水入らず。
 翌日は武田神社にお参りしてから帰りました。
 二日間好天の甲府でご機嫌ななめの富士山が恥ずかしがって目深にかぶった雲の帽子の恨めしかったこと。
 ある日は婿殿が近くの水元公園へ連れて行ってくれました。これがまた素晴らしくてよかった。
大木の並木、流れる水、緑 緑大勢の人と同じ数くらいのワンちゃんたち。
 しぜな満喫。人がいても広いから自然いっぱいの感じです。

 娘もよく泊まりに来てほとんど一緒にいてくれました。
 親友がいないからつまらんと嘆くと「私がいるから」と言ってくれてはいました。
 息子もうるさいと言いながらも優しくしてくれました。

 こうして私の平成から令和への旅も無事に終わり、大満足の私はにこにこと我が家へ。

 昨夜古い手紙を出してきて調べました。昭和三十三年七月二十七日
出張中の夫が昇仙峡を歩いた日です。私へのお土産は「水晶のお人形」でした。

 楽しかった二週間を振り返りつつ今は足も立たないくらい疲れています。

また明日からは元気をだして一人で頑張ってみようと思っています。
 
  


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リンさん

お帰りなさい、というのも変ですが(笑)
楽しい連休だったようですね。よかったです。
親孝行な娘さんと息子さん。
きっとdanさんが愛情をもって育てたからでしょう。
令和もよい年にしたいですね。
by リンさん (2019-05-15 16:55) 

dan

有難うございます。
またいつもの生活に返ってのんびりしていますが
まだ疲れがとれません。
本当に令和もよい年でありますように。
by dan (2019-05-15 22:23) 

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