梅雨の晴れ間のドライブ [日記]
梅雨真っ最中なのに、今日の天気予報は降水確率30%。
「どこかへ行こう」と弟夫婦の誘いに「行き神さん」の私は飛び乗りました。
よく出かける私たちですが、大抵行く先は足任せ、気ままに思いつくまま
のドライブです。今日もどこへ行くの?と問う私にさあ、といつもの調子。
市内を走って高速に乗って約一時間、お喋りしているうちに高速を下り
てからはどんどん山の中に入って行きます。右を見ても左をみても緑緑
緑が迫ってきて目が染まってしまいそう。空は真っ青に晴れてまばゆい
ほどの陽の光が降りそそいでいます。
梅雨の最中とはとても思えません。
到着したのは別子銅山=1690年から1973年(昭和48年まで)銅を採掘
していたところです。今はその跡地に当時を偲ぶ様々な施設が出来て観
光客も大勢訪れているようです。
一度いってみたいと思っていた所なのでわくわくしました。平日で人は
あまりいなくてラッキーでした。標高千メートルのこの地に最盛期には人
が二万人も働いていたそうです。
鉱山鉄道も再現されていて、山の際を走り目の下に渓谷が見える鉄橋
を渡り赤い列車は三分で終着駅。乗り心地は当時を偲ぶには充分でした。
再現された坑道を歩きました。ひんやりした空気が心地よくて、でも当時
の地獄のような重労働はきっと、私たちの想像を絶するものだったのでし
ょう。
銅で繁栄した往時を偲びつつ帰途に着きました。
ところがこのドライバー素直には帰りません。
どんどん山に入って行きます。名前しか聞いたことのない県内一番の山
奥の村々を経由して隣の市におりると言うのです。
立派に舗装はされているものの曲がりくねった山道を、どこまで行くの?
というほど登って行く。でも緑いっぱいいま登って来た道を眼の下に見なが
らのドライブは、満更でもない。それにトンネルの名前が素敵。風花トンネル
若葉トンネル(だったかな)ダムも見えた。でも水が無い。
車にも滅多に逢わないし、不安になるほどの山道をのぼり、やっと峠を越
えて、しばらくすると人家が見えて来た。古い役場、郵便局、どんな田舎にも
あるよね。この二つ。なんだかほっとしました。
夜の食事は一寸豪華に、一日の疲れも感じないような楽しいドライブでした。
たぶん私たち絶対目がよく見えるようになっていると思います。
だってあんなに美しい緑の中に一日中いたのですから。
2012-06-17 15:49
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コメント(2)
四国は 海岸からすぐに山が迫っているのですか?
新緑のドライブ 手に取る様に 掛かれており 一緒をさせてもらった気分です
鶴瓶の家族に乾杯
6月4日 6月11日 香川県丸亀市 天童よしみ
を見ながら もしかしたら と 目を皿のように は嘘ですが
楽しく見ました
by 左見右見 (2012-06-20 00:56)
コメント有難うございます。
四国でも海から直ぐに山が迫っている所もあれば
丸亀あたりのように高い山がない平野もあります。
ブログでは内緒にしているのですが私が住んで
いるのは愛媛県松山市「坊っちゃん」の故郷、道後
温泉と正岡子規の街です。あ~あ言っちゃった。
左見右見さんは、初めてコメント下さった方ですから
特別です。失礼を顧みず.....
でも四国はあたっていましたね。
by dan (2012-06-20 12:14)